透明になりたい
君色
ピピピピピピ・・・
うるさく目覚ましの音が耳元で鳴り響く。
「ん゛~・・・うっさいな~・・・」
確か昨日自分は目覚ましを設定していない。
なのに部屋に目覚ましの音は鳴り響く。
僕はそう悪態をつきながら少し目を開けると、目の前には、
「起きろー!」
と、大声をあげる美苑の姿があった。
「・・・。」
僕は何もなかったかのようにまた目を閉じた。
「・・っておい!スルーか!」
バッと布団を剥がす。
「んだよ!勝手に家入ってくんなよ!何時だと思ってんだよ。」
低血圧な僕は本当に朝が弱い。
朝から美苑の相手をするのは本気で嫌だ。
「お前なんで制服着てんだよ。今日土曜日だぞ?」
「ん?知ってるよ?」
・・は?何言ってんだ、こいつ。
「なんで制服着てんだよ。」
「目覚ましかけて、私が制服着て海陽の部屋来たら慌てて起きるかなと思って。」
・・・思ってじゃねぇよ、マジで。
「あほかお前は。」
朝から絡みがうぜぇ。
うるさく目覚ましの音が耳元で鳴り響く。
「ん゛~・・・うっさいな~・・・」
確か昨日自分は目覚ましを設定していない。
なのに部屋に目覚ましの音は鳴り響く。
僕はそう悪態をつきながら少し目を開けると、目の前には、
「起きろー!」
と、大声をあげる美苑の姿があった。
「・・・。」
僕は何もなかったかのようにまた目を閉じた。
「・・っておい!スルーか!」
バッと布団を剥がす。
「んだよ!勝手に家入ってくんなよ!何時だと思ってんだよ。」
低血圧な僕は本当に朝が弱い。
朝から美苑の相手をするのは本気で嫌だ。
「お前なんで制服着てんだよ。今日土曜日だぞ?」
「ん?知ってるよ?」
・・は?何言ってんだ、こいつ。
「なんで制服着てんだよ。」
「目覚ましかけて、私が制服着て海陽の部屋来たら慌てて起きるかなと思って。」
・・・思ってじゃねぇよ、マジで。
「あほかお前は。」
朝から絡みがうぜぇ。