透明になりたい
白は、もっと夢を見られる気がして好きだった。
果てしなく続く可能性があった。
限りがなく、どこにも線がなくて。
僕はいつも、
「白が好き。」
そう答えていた。
果てしなく続く可能性があった。
限りがなく、どこにも線がなくて。
僕はいつも、
「白が好き。」
そう答えていた。