甘えたいハニー
 俺が帰って来てから二時間くらいしてから

俺は、雛乃が起きるまで雑誌を読んで待った。





ったく、
こいつ俺が男ってわかってるのかねぇ





『うぅうぅーん』
いきなり起きて背伸びをしている雛乃。





『おはよう』
おはようじゃねぇよ……



『なんで、いるの??』




俺が聞くと、雛乃は頬を赤らめ上目遣いで言った。




『海に…………………会いたかったカラ///』


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