甘えたいハニー



梓『??なに?!』






帝が私をじっと見つめてきた。









帝『





  お前、
   俺の事
     好きだろ!?

           』
そんな直球で聞かれる
と…………
 俯いてしまう私……







帝『付き合ってあげてもいいよ??』






梓『えっ!!!!!』






勢いよく顔をあげたら、帝が近づいてきた



そして笑いながら





帝『なぁーんてね!!“うそ”だよ、“うそ”!!』





私は、不思議と涙が込み上げてきた。






梓『

人の気持ち持て遊ぶ
なんて…………

   最っっ低!!

        』





気付いた時には、“そう”叫んでいて、帝の頬を泣きながら叩き


全速力で家まで帰っていた………
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