ままごと遊びで楽しもう
あくまでも、『ごっこ』なため、本物か偽物かを説くなどナンセンスだが、こどもにとってはもともと、『本物も偽物もない』のだ。
「お姫さまには、“どんな家族になってもらおう”かな。おかあさん、おとうさん。おじいちゃん、おばあちゃん、おねえちゃん。ポチに、隣の家のおにいちゃん。
ねえ、他にどんな『家族』かある?」
家族とは、『愛してくれる存在』と決めているのだろう。
その観点のみあれば、こどもにとっては皆『家族』。血の繋がりなくとも、愛してくれれば問題なく――逆説、こどもの家族になれば、子を愛さなければならない。