クローン【013】
「ママ!いってきます!」
娘は、学校に行くために家を出た。
「気をつけていくんだよー!」
母親も、出かける準備をする。

母親は大学の教授なのだ。
娘は高校2年生。
父親はいない。

女手一つ、母と娘、二人仲良く暮らしている。そんな家の地下には、クローン少女“013”が住んでいる。

娘が家を出る音を聞いたクローン“013”は、娘が家からいなくなったことを確認して、こっそり地下室から出てきた。

「お腹が空いた…」



< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop