love making

オレ様



激しさをましたキスに、
雪菜はついていくのがやっとのようだ。
そんな雪菜の
男慣れしてない感じが、
よりいっそう
俺の理性を飛ばしていった。

苦しそうな雪菜の唇から
そっと俺の唇を離すと、
もっときつく抱きしめた。
雪菜も俺を
ぎゅっと、抱きしめてくれた。
その抱きしめてくれている雪菜の力だけが、
今の俺を動かす。

「龍介?」

雪菜が呼ぶ俺の名前で
俺の歯止めは完全に飛んだ。


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