love making
「雪菜先輩が悪いんだ。」
呟いた僕は、
ハッと雪菜先輩を見た。
雪菜先輩が、涙をためて僕を見ていた。
俺だってアイツと変わんないじゃんか。雪菜先輩を泣かしている。
「優しくするから…。」
せめて
体だけでも僕のものだと言いはりたかった。ココロ何か、今はくだらない理由にすぎない。
だから、ほしいんだ。
雪菜先輩の抵抗が、ゆっくりなくなっていく。雪菜先輩が、僕を受けいれてくれている。
僕を止めるものなんか、もう何もないんだ。
僕はゆっくり、
雪菜先輩のカッターシャツのボタンに手をかけた。
雪菜先輩の肌が見える。