love making


好きなのかな?
そんなわけないか。

自問自答しながら
校門を過ぎようとしてると、
後ろから「ねぇ」って、声がした。

その子だった。

その子は
テクテク歩きながら、
僕の方に歩いてきた。
何でだか
ムスッってしていた。

でも、
ドキッってしている自分がいて、
慌てて
「なに?」と、返した。


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