貴方の隣はいつも!?


「静かにしろー。では紹介する。おい。入っていいぞ。」


すぅーって息を吸って…


「はい。」




ガラガラガラ


「えっと、初めまして。今日からこのクラスで一緒に勉強させて頂く、荒川翔です。宜しくお願いします。」


シーン…












あれっ?俺まさか変な事
言った?


って思った時



キャー!!っていう
女子の叫び声が
聞こえた


その中で…


「翔!?」



ん?誰だ?


「何だ、妃。知り合いか?」


妃?どっかで聞いた
ような…


妃…妃…妃…


…あっ!!茜!?
めっちゃ変わったなぁ…


「…幼なじみです。」


そう、そう。幼なじみ
…って俺は忘れてたけど


「…妃の隣に座りなさい」

よっしゃー!
…っておい!
まぁ、いいや。
席動かそ。


「よう!茜。久しぶり」


茜の反応を見てると
ダルそうにしてた…


「久しぶりだね」


…そんだけ?
久しぶりだね…だけ!?
反応薄っっ!


小さい頃はよく
翔ちゃーんって
来てたのによ……






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