日々

雅紀
「(普段は良い子なのに…。
厨2って恐ろしい…)ん?美夜??それって…」


美夜が雅紀の裾を
引っ張っているのに気づき、目線を下げると
頭に巻き付かれた黒いマフラー。


美夜
「これ、誰のでしょう」


雅紀
「あはは〜…、俺のだね〜…」


美夜走る。
狭いカラオケ内をちょこちょこと。


雅紀走る。
狭い中で捕まえることは、
別段難しくはなかった。


雅紀
「返せってっ!」






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