日々

………俺達の中学と大部違うな。


チャラさがない。



「慎也も持ってきてくれよ。
後、他の皆も」


慎也
「ん―…」


返事はしたものの同じ中学の奴に
止められたこともあり、
結局俺は持っていくことはなかった。


翌日、


「持ってきたよー」


と言いながら小さい奴が入ってきた。


「お前可愛いな―、
そこら辺の女子より可愛いと思うぞ」


友達Bの片手はしっかりと
そいつの頭を撫でていた。


「はっ!!可愛くねーし」


「まぁ取り合えず見よーぜ」


友達Bが卒アルを広げる。


「そこはスルーなのか…」


広げた先に人が次第に集まってくる。


俺も当然行く。


当たり前だろ?




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