日々

美桜
「うわ〜、真っ暗だね〜」


雅紀
「水漏れか何か?水が流れてるけど道に…」


美桜
「………私、絶対1人じゃ
こんな道通れないと思う」


雅紀
「いきなり『うわぁ!!』って
襲いかかられたりして(笑)」


美桜
「………。大きい道に出た!!
ってまた住宅街じゃない?」


雅紀
「ん〜、大通りに中々でないな。
おぉ!さっきの小道自転車だったら
気持ち良さそう!!」


美桜
「人がいたら危ないような
スピードが出そうだよね」


雅紀
「自転車が今あったらこの道を!!」


美桜
「戻っちゃうよ?」


雅紀
「そりゃ駄目か。…左行けねぇし右行くか」


美桜
「左だと畑に突っ込んじゃうもんね」


〜2分後


雅紀
「あり、また右行かないと行けねぇか」


美桜
「左行ったら生い茂る草むらの中に
サヨナラだね」


〜5分後


雅紀
「算盤塾…!!新天地だ!」


美桜
「え、私、見覚えあるんだけど」


雅紀
「え………。」



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