日々
美桜がディズニーランドに家族で出掛け、
慎也は1人で先に学校へ行った
ある土曜課外の日のこと。
雅紀
「はよー!!」
里桜
「おはよ〜」
2人が居ないため、当然この2人になる。
雅紀
「この時間の電車ってギリギリだよな」
里桜
「確かに〜」
雅紀
「里桜のクラスは一時間目、何?」
里桜
「数学。雅紀は?」
雅紀
「国語!!」
(お互い得意教科である)
雅紀 里桜
「「遅刻しても問題ないな!!」」
雅紀
「ゆっくり行くか!」
里桜
「ゆっくり行こう!!」
雅紀
「……ニャーニャーニャー、
ニャニャーニャー言葉に出来なぁい♪」
里桜
「唐突だね?どしたの?
頭ダイジョブ?」
雅紀
「だいじょばない」
里桜
「(あえてツッコまない)何が?」
雅紀
「何かが…。―――あ!!」
里桜
「なに??」
雅紀
「電車が4分遅れてる!」
里桜
「おっと、このままじゃ遅刻〜?」
雅紀
「確か、この場合はならないよ。
どうせなら、一時間くらい
遅れればいいのにな」
里桜
「足組ながらそういうこと言うんだ(笑)」
雅紀
「へへッッ!!」得意気
里桜
「カッコ良かったよ、雅紀」
雅紀
「(`・ω´・)+ピース!!」
里桜
「今ので冷めたわ」
雅紀
「………(・ω・`)」