日々
〜美樹の場合〜
お母さんとはぐれてしまった美樹は、
取り合えずウロウロしながら店員さんを探します。
美樹
「(店員さん…、店員さんっ!!)」
やっと見つけた店員さん。
事情を話ながら親が迎えに来るのを
店員さんと待ちます。
「すみませんっ、その子の母親ですっ!」
「お母さんが迎えに来たみたいだよ」
柔らかな店員さんの声と、
お母さんの声にバッと顔を上げ
プクッと頬を膨らませました。
美樹
「もぅ!お母さん、何迷子になってるの?」
「「へ…?」」
美樹
「ったく、しょうがないなぁ…。お母さんは」
美樹の結論:人のせいにします。
里桜
「美樹らしいと言えば美樹らしい」
杞菜弥
「ちっちゃい美樹、可愛いかったんだね」
美樹
「よしてくれやいっ////
恥ずかしいだろ.゚(*´∇`*)゚.」
慎也
「美樹も変わったんだね」
里桜
「いい意味で?」
慎也
「どっちだと思う?」
里桜
「…美樹、今の美樹も充分いい子だ!」
美樹
「…2人なんか最近あたしに酷くないっ!?」