日々
――
――――…
留威
「あ!!雅紀っ!!」
雅紀
「おー!留威じゃん!!
そっか体育は留威と一緒か!!」
うちの学校は体育は二組合同。
五組はどうやら六組と一緒のようだ。
留威
「…あれ?里桜さんは?」
雅紀
「風邪で今日は休むんだってさ」
里桜は、風邪を引いたらしく
今日は学校にも来ていない。
美羽はというと、新たな友達ができ、
その友達と毎日行動を共にしている。
……なんだよ。変な目で見るなよな!
別に俺は寂しくないぞ!!
…おっと。話がずれてるな。
雅紀
「ところで留威。
新しいクラスには慣れたか?」
留威
「……雅紀ぃいい(泣)」
雅紀
「あぁ、うん。今ので理解したよ…」
留威
「友達できないよ〜(泣)
もうどうすればいい〜(泣)」
雅紀
「分かった!!分かったから…!!
少し落ち着け」
留威
「う゛ぅ〜、ごめん〜(泣)」
雅紀
「相変わらず直らないな。その癖;
あ!!留威!!紹介する!!」
留威
「……へ?」
雅紀
「梨恵ー?あ、いた!
ちょっと来いよ!!紹介する!!」
梨恵
「…………??」
雅紀
「この子は梨恵。
俺の前の席の子なんだけど、
多分留威と気が合うと思うぜ?似てるし」
留威
「本当に!?…あ、あの!
僕、留威です!!よろしくお願いしますっ!!」
梨恵
「梨恵です。よろしく、お願い致します…」