日々
葵炬
「雅紀兄、五百円くれたら助けてあげる」
雅紀
「俺から金取るの!?」
葵炬
「空良、二千円僕にくれるなら、
雅紀兄を弄ってもいいよ。止めない」
空良
「雅紀、二千円で売られた(笑)」
空良がケラケラ笑いながら、
俺から離れた。
これをチャンスと呼ばないでなんと言う。
雅紀 葵炬
「「お前に言われたくはねぇ…」」
葵炬と会話をしながら目配せ。
美夜
「空良って雅紀を好きすぎ」
空良
「だって雅紀が可愛いんだ。仕方ない」
雅紀
「明日もあるし!!葵炬、帰ろうぜ!」
空良の言葉はスルーに限る!
ありがとう!!
お前のお蔭で俺のスルースキルは
素晴らしい代物さ!!
葵炬
「ほいさ(TωTゞ!」
雅紀 葵炬
「「じゃあな〜+!!」」
返事も聞かず俺と葵炬はその場を後にした。
空良
「あ…、え!?」
美夜
「ばいばーい!!」
――――――次の日。
発表会当日...。
自分達の発表も終わり、
各々好きなようにしていた。
俺も会場から離れた場所で1人、
作詩をしていた。
…いや、本当に暇だったんだ。
俺に作詩なんて出来ないって
決めつける人よ…、
俺だって作詩ぐらいできるんだよ!!
下手だけど。