日々

雅紀
「お前怖い。離れろ。
少し1人にしてくれ。あと、
葵炬達にも此方に来るなって言っといて」



じゃあな!!(^^)/
言いたいことを全て言いつけて立ち上がる。



そして、空良を置いて廊下を歩く。



空良
「〜♪〜♪」


雅紀
「………」



空良を置いて……、歩く。歩く。



空良
「〜♪〜♪」



空良を…、



雅紀
「…………おぃ」


空良
「なぁに♪?」


雅紀
「何でついてくる?止めような〜」


空良
「ぃやだぁ♪」


雅紀
「あはは〜…、何で詰め寄ってくるんだぁ?」


空良
「さて、何ででしょう(笑)?」



ガシッ


空良が伸ばしてきた手を、
雅紀も手を出し突っぱねており、
力比べの様になっている。


しかし、いつもなら
雅紀圧勝勝ちの力比べだが
何故か今日の空良は強かった。



雅紀
「いつも弱っちいクセにっ、何で今だけ、
そんなに力が強いんだよっっ!」


空良
「ん〜♪愛+?」



グググッと押し合う2人。人の通る廊下で、
いったい何をしているのか…。



雅紀
「ざけんなバカ」


空良
「雅紀にバカって言われたっ!?」




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