日々

雅紀
「電気点けろよ」


慶兎
「(幽霊が)出ないなら行ってあげる」


雅紀
「出ないから行け」


慶兎
「信用ならない。ムリ」


雅紀
「お前なぁ…」


慶兎
「誰かがついてきてくれるならいいよ」


雅紀
「燐と睦月は?」


慶兎
「二階とお風呂」


雅紀
「…………」


慶兎
「…………」


雅紀
「もういい。俺が行く」


慶兎
「じゃあ、俺もついて行こ」


雅紀
「何故にそうなる」



と、このように俺の弟は恐がりですね。
はい。全員。



全く困ったもんだ。男なんだから、
もっと男らしくなんねぇかな…。



精神的にも。



……ふぅ。



俺の呟きに付き合ってくれて、
ありがとな!


これでこの話しは終わりだ。


じゃ、また次の話で会おうな。



以上、怖がりな弟達の話でした。




*END*


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