日々
事の顛末はこうだ。
雅紀が小学生の時、見えない何かと
会話しているのを目撃したと、
とある友人が証言したのである。
「不思議だったよ?
肩の辺りをこう、ね?
『よしよし』しててさぁ」
雅紀
「それはお前の勘違いだ!
幻覚だ!気のせいだ!」
「名前は確か『ハピハピ』だっけ。
あ!絵を描いて見せて貰ったけど、
すげぇフワフワしてて可愛かった」
慎也
「描いて描いて〜(笑)見たい。超見たい」
紫梨香
「『ハピハピ』って(笑)
先輩、頭大丈夫ですかw?」
雅紀
「正常ですぅー…」