日々
杞菜美
「帰ってくるのを待ってる?」
美樹
「でも、そろそろチャイムが鳴るから
あまり待ってる時間はないよ」
里桜
「とりあえず、やってみるか!」
美桜
「…そうしようっ!!」
テントを支える四本の脚を
まず立たせ、機材の場所…、
本部の横に移動させることを、
4人はしようとしていた。
それを心配そうに
チラリと見る少年が一人。
雅紀
「(大丈夫なのか、あれ…。
先輩いねぇのに立たせようとして…)」
雅紀は心配そうに横目で見るも、
集団行動はまとまりが命。
手助けしたいが
チームのまとまりを崩しかねないことは
出来ない。