日々
美桜
「いやでも修理に出してさ」
―――
――――…
それはとある朝の教室。
朝学校に来ると、眼鏡をかけて
既に机についている雅紀が!!
普段では有り得ないほど
落ち着いた柔らかい笑みを浮かべて、
「お早う。宿題はやってきた?
…じゃあ教えてあげるから持っておいで」
さらにさらに!問題が分かんなくて、
うんうんと頭を抱えてたら
クスリと笑って、
「あぁその問題はね?」
…――――
――――――
美桜
「みたいな完璧人になってさ、
戻ってきたらどうする!?」
慎也
「また壊す」
雅紀
「修理に出す意味がなくない!?」
慎也
「雅紀が俺よりできるとか…
信じられない」
雅紀
「ふざけんなよ、おい…!」