日々
―――――――その放課後
里桜
「みんな揃ったし、部活行く?」
美桜
「そうだね♪行こっか♪」
雅紀
「しゃ!行くぞっ!!!」
慎也
「雅紀どうした?」
雅紀
「う゛ぅ〜、慎也のバカヤロ〜!!」
美樹
「ははっ!!行こ♪」
「あっ!しんにゃん!!」
突然聞こえた声に4人は振り返る。
美桜 美樹 雅紀
「「「えっ!?」」」
慎也
「…はぁ?」
廊下をテテッと走りながら
近づいてくる女の子の姿が見えた。
里桜
「あはははっ!私のクラスメイトだよ。
今日話してたんだ、
慎也って“しんにゃん”だねぇーって(笑)」
慎也
「なにソレ。意味分かんないんだけど」
里桜
「いーじゃんか♪ね、しーんにゃん♪」
「しーんにゃん♪」
里桜
「しんにゃんって響きいいよね♪
これから皆に浸透させよっかな!!」
慎也
「………はぁ」
それから暫くの間、
美桜
「しんにゃん!ニャンって言って!」
雅紀
「しんにゃーん!」
美樹
「ほら、しんにゃんなら言える!!」
里桜
「しーんにゃん!!し―んにゃん!!」
慎也
「もう好きに呼んでくれ……」
“しんにゃん”で
からかわれ続けましたとさ。
*END*
里桜 美樹 雅紀 美桜
「「「「ニャン♪ニャン♪」」」」