日々
雅紀
「そうだなぁ、嫌だな〜♪
(道連れだコノヤロー)」
慎也
「え?え?いや、ちょっ!?」
美桜
「2人とも帰っちゃヤなの!!」
慎也
「そうか〜嫌か〜。うん☆あはははは…」
雅紀
「慎也、絶対今パニクってるだろ…」
慎也
「あはははは、そんなことないって―☆」
雅紀
「…………」
美桜
「ZZZ………」
―――20分後
雅紀
「本当に俺ヤバくね?
最寄り駅は同じだけど、
俺んとこと2人の家って近くないし」
慎也
「美桜〜?美桜さーん?
離してくれないかなぁ?」
美桜
「んー…、ヤ」
慎也
「そっか、イヤか〜☆はは…」
雅紀
「お父さん、ここはしっかりしないと!」
慎也
「いや、ここは兄さんの出番でしょ」
雅紀
「いや、兄さんいつも頑張ってるから。
父さん行こう!君なら行けるよ!」
慎也
「父さん今から出張に行かないと行けないから」
雅紀
「そんな嘘つかなくてもいいから。
YOUならいけるって♪」
慎也
「イヤ、今電話があって
行かなくちゃならないから。だから頼んだ」
雅紀
「電話してるとこ見てないんだけど、俺」
慎也
「え?気づかなかった?
……だから、ね?美桜離そう?」