日々

美桜
「雅紀、犬なのー?よしよし♪」


雅紀
「んっ…、」


実は頭を撫でられることが好きな雅紀。
幸せそうに目を細目ながら
されるがままにされている。


それでいいのか、雅紀。


美桜
「慎也はニャンコ!しんにゃんだねぇ〜」


慎也
「そうだね、ニャンコだね〜」


美桜
「にゃ〜♪」


雅紀
「しんにゃんも鳴けよ!な!
ほら“ニャ〜”」


慎也
「ん。…は?」


雅紀
「美桜も聞きたいよな〜?」


慎也
「待て。うん、待とう。
そこに持っていくのは止めよう」


慌てて止めた慎也。
美桜はう゛ぅ?と唸っている。


雅紀
「てかさ、里桜がいたら
早く帰れたんだろーな…」


慎也
「美桜にめっきり弱い2人だからね。
…里桜がいたら帰れたんだろうね」


美桜
「里桜好きー♪」


慎也 雅紀
「「そうか、良かったなー」」


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