隣の席の俺様ヤンキー【完】
そして、運命の放課後。
日直だったあたしは書き終えた日誌を職員室に持っていった。
「あっ……」
そこには、頭髪検査に引っ掛かった桐山魁一がいて。
先生に怒られているのに、彼は上の空。
それに気付いた先生が声を荒げても彼は何の反応も示さない。
右から左に嫌な話は聞き流せるみたい。
本当うらやましい性格。
背の小さい先生が背の大きい桐山魁一を見上げながら怒鳴りつけているの……
ちょっぴりおかしかったな。
そんなことを考えながら教室に戻ると、ふと机に異変を感じた。
「なにこれ……」
机にでかでかと書かれている文字。
『魁一君に話しかけるな!!もう学校くんな!!』
その下にはとても言葉に表せないようなひどい言葉の数々。
日直だったあたしは書き終えた日誌を職員室に持っていった。
「あっ……」
そこには、頭髪検査に引っ掛かった桐山魁一がいて。
先生に怒られているのに、彼は上の空。
それに気付いた先生が声を荒げても彼は何の反応も示さない。
右から左に嫌な話は聞き流せるみたい。
本当うらやましい性格。
背の小さい先生が背の大きい桐山魁一を見上げながら怒鳴りつけているの……
ちょっぴりおかしかったな。
そんなことを考えながら教室に戻ると、ふと机に異変を感じた。
「なにこれ……」
机にでかでかと書かれている文字。
『魁一君に話しかけるな!!もう学校くんな!!』
その下にはとても言葉に表せないようなひどい言葉の数々。