隣の席の俺様ヤンキー【完】
『ほら、前も言ったけど俺、七瀬さんのことが好きだから』
平然とした顔でサラッと大胆なことを言い放った宮崎君。
あの時はちょっとビックリしたけど、冷静になってあの言葉の意味を考えて、ある結論にたどりついた。
宮崎君の言う『好き』はきっと恋愛感情の『好き』とは違うんだろう。
だから、あんなにもあっけらかんと言えたんだ。
同じ図書委員だし、友達として『好き』って言ってくれたんだね。
そう考えれば、あたしだって友達として宮崎君を『好き』だし、同じ気持ち。
その証拠として、今だってお互い昨日のことなんてなかったかのように普段と同じようにしゃべれているもん。
平然とした顔でサラッと大胆なことを言い放った宮崎君。
あの時はちょっとビックリしたけど、冷静になってあの言葉の意味を考えて、ある結論にたどりついた。
宮崎君の言う『好き』はきっと恋愛感情の『好き』とは違うんだろう。
だから、あんなにもあっけらかんと言えたんだ。
同じ図書委員だし、友達として『好き』って言ってくれたんだね。
そう考えれば、あたしだって友達として宮崎君を『好き』だし、同じ気持ち。
その証拠として、今だってお互い昨日のことなんてなかったかのように普段と同じようにしゃべれているもん。