隣の席の俺様ヤンキー【完】
「ど、どうしてこんなところに!?」
「お~莉奈ちゃん。偶然だね!!俺ら、そこのゲーセンにいくとこなんだ」
「ゲーセン……――」
アキラ君の指差す方向には確かにゲーセンがあって。
まさかこんな偶然があるなんて……――!!
確かにアキラ君とゲーセンに行くって言うのは聞いていたけど、まさかこんなグッドタイミングなんて!
そう心の中で呟いた時、
「……ん?」
アキラ君が声を漏らした。