隣の席の俺様ヤンキー【完】
「……――ねぇ、魁一。また一緒に映画観に行ってくれる?」
「ったく。しょうがねぇな」
前を向いたままぶっきら棒にそう答える魁一。
うぬぼれてるだけかもしれないけど、『今日、映画観にいかない?』って誘ったら、
『ったく。しょうがねぇな』っていって魁一はついてきてくれる気がするんだ。
ふふっ……。
なんか、本当に言葉にあわらせないくらい幸せだよ。
これ以上の幸せはないって言いきれるぐらいの幸せ。
ああ、もうどうしよう!!
あたし、魁一が好きすぎて、本当におかしくなっちゃいそう!!
しばらく歩くと、裏通りに入った。
さっきまでと比べて人もまばらで、街灯の少ない道路。
すると、魁一がピタリとその場に立ち止った。
「ったく。しょうがねぇな」
前を向いたままぶっきら棒にそう答える魁一。
うぬぼれてるだけかもしれないけど、『今日、映画観にいかない?』って誘ったら、
『ったく。しょうがねぇな』っていって魁一はついてきてくれる気がするんだ。
ふふっ……。
なんか、本当に言葉にあわらせないくらい幸せだよ。
これ以上の幸せはないって言いきれるぐらいの幸せ。
ああ、もうどうしよう!!
あたし、魁一が好きすぎて、本当におかしくなっちゃいそう!!
しばらく歩くと、裏通りに入った。
さっきまでと比べて人もまばらで、街灯の少ない道路。
すると、魁一がピタリとその場に立ち止った。