隣の席の俺様ヤンキー【完】
「やべー、今日はタバコが最高にうめぇ~な」
口から白い煙を吐き出しながらニタニタと笑って空を見上げるアキラ。
「つーか、お前さっきからなんで携帯握りしめてんの?」
「あぁ、これ?いや、絢子からメールが来るかもしれないから、来たらすぐにわかるようにしてんだよ」
「ハァ?正気か?」
「正気に決まってるだろ!!そんなこと言って、魁一だって莉奈ちゃんと毎日メールし合ってんじゃねぇの?」
「メール?俺と莉奈が?」
「そう。……て、その反応……まさか、してないとか言わないよな?」
「してねぇよ」
そう答えると、アキラは驚いて目を見開いた。
「ハァ!?ありえねぇし!!そんなの莉奈ちゃんが可哀想だろ!?」
「なんで莉奈が可哀想なんだよ」
「マジで魁一って女ゴコロ分かってないよなぁ……」
アキラは呆れたように言うと、手の平を俺に向けて差し出した。
口から白い煙を吐き出しながらニタニタと笑って空を見上げるアキラ。
「つーか、お前さっきからなんで携帯握りしめてんの?」
「あぁ、これ?いや、絢子からメールが来るかもしれないから、来たらすぐにわかるようにしてんだよ」
「ハァ?正気か?」
「正気に決まってるだろ!!そんなこと言って、魁一だって莉奈ちゃんと毎日メールし合ってんじゃねぇの?」
「メール?俺と莉奈が?」
「そう。……て、その反応……まさか、してないとか言わないよな?」
「してねぇよ」
そう答えると、アキラは驚いて目を見開いた。
「ハァ!?ありえねぇし!!そんなの莉奈ちゃんが可哀想だろ!?」
「なんで莉奈が可哀想なんだよ」
「マジで魁一って女ゴコロ分かってないよなぁ……」
アキラは呆れたように言うと、手の平を俺に向けて差し出した。