隣の席の俺様ヤンキー【完】

「ねぇ、魁一君。七瀬さんと付き合ってるって本当なの?」


首をかしげて上目遣いで俺を見る白鳥。


第2ボタンまで開けているせいか、それとも意図的にか。


どちらかは分からないが、胸の谷間がこちらからよく見えた。


「あぁ」


「告白したのってどっちからなのぉ?」


さも興味ありげに聞いてくる白鳥に俺は心底うんざりする。


そんなのお前に話す価値もない。
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