隣の席の俺様ヤンキー【完】
「あっ……」
声のする方向に視線を向けて、思わずポツリと声を漏らす。
教室の扉に桐山魁一の姿が見えたから。
遅刻常連の彼が朝早く学校に来るなんて!!
そう思ったのはあたしだけじゃないみたい。
「魁一く~ん!!今日は早いんだねぇ~!!おはよぉ~~!!」
さっきまで目の前にいたはずの白鳥さんはいつのまにか桐山君の隣に移動していて。
そんな白鳥さんに返事をすることなく、桐山魁一は無表情のまま教室に足を踏み入れた。
声のする方向に視線を向けて、思わずポツリと声を漏らす。
教室の扉に桐山魁一の姿が見えたから。
遅刻常連の彼が朝早く学校に来るなんて!!
そう思ったのはあたしだけじゃないみたい。
「魁一く~ん!!今日は早いんだねぇ~!!おはよぉ~~!!」
さっきまで目の前にいたはずの白鳥さんはいつのまにか桐山君の隣に移動していて。
そんな白鳥さんに返事をすることなく、桐山魁一は無表情のまま教室に足を踏み入れた。