隣の席の俺様ヤンキー【完】

「……――莉奈ちゃん?」


あたしに気付いたアキラ君が慌ててあたしに近づき、顔を覗き込む。


「莉奈……」


魁一はあたしに気が付くと、宮崎君の襟元からパッと手を離した。


ひどい。ひどすぎる。


こんなのってあんまりだよ。
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