隣の席の俺様ヤンキー【完】

魁一があたしを愛してる……?


って、それって……――!!


「も、もう一回言って!!ちょっと聞こえなかった!!」


「嘘つけ。二度といわねぇよ」


「そ、そんなぁ……。不意打ちなんてズルいよぉ。まだ心の準備ができてなかったのに!!」


「バーカ。ほら、早くいくぞ」


そう言うと、魁一はあたしに右手を差し出した。


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