隣の席の俺様ヤンキー【完】
抱き合って激しいキスを交わす男女。


制服は乱れているし、二人の間に漂う空気は甘ったるくて。


も、もしかしてこれって……――。


そんな……まさか……!!



「……――エッチし……――」



エッチしようとしてる!?


って言おうとしたあたしの言葉は魁一の大きな手の平によって遮られた。


あ、ありえない!!


ここ学校だよ!?


魁一はそのままあたしを後ろから抱きかかえるようにズルズルと引きずっていく。
< 37 / 384 >

この作品をシェア

pagetop