隣の席の俺様ヤンキー【完】
隣の席のムカつく女【魁一side】
【魁一side】
「魁一、何かあったんだろ?」
「……ハァ?」
「俺とお前の仲じゃん。話くらい聞いてやるよ」
「お前に聞いてほしい話なんてねぇし」
「うわぁ~、せっかく親身になってやってんのに。魁一、最低」
「真昼間から女と屋上でシてるお前に言われたくない」
「だーかーら、誰かさんが邪魔しに来るからムード半減して最後までできなかったって言ってんじゃん」
俺の隣でタバコをふかすアキラ。
七瀬莉奈が屋上を飛び出していったそのすぐ後、貯水槽タンクの裏から出てきた女。
女は俺に気付くと、逃げるように屋上から出て行った。
そして、その後に制服の乱れを直しながらでてきたアキラ。
真昼間から盛るなんて、猿だ。
いや。こいつは多分、猿以下だ。
「魁一、何かあったんだろ?」
「……ハァ?」
「俺とお前の仲じゃん。話くらい聞いてやるよ」
「お前に聞いてほしい話なんてねぇし」
「うわぁ~、せっかく親身になってやってんのに。魁一、最低」
「真昼間から女と屋上でシてるお前に言われたくない」
「だーかーら、誰かさんが邪魔しに来るからムード半減して最後までできなかったって言ってんじゃん」
俺の隣でタバコをふかすアキラ。
七瀬莉奈が屋上を飛び出していったそのすぐ後、貯水槽タンクの裏から出てきた女。
女は俺に気付くと、逃げるように屋上から出て行った。
そして、その後に制服の乱れを直しながらでてきたアキラ。
真昼間から盛るなんて、猿だ。
いや。こいつは多分、猿以下だ。