隣の席の俺様ヤンキー【完】
「偽りの恋人か……。俺も絢子と偽りでも恋人に……――」


そう言いかけてハッと我に返ったアキラ。


「っていうのは冗談だけどさ!!」


「お前、バカだな」


「いや、バカっていう方がバカだから!!」


「勝手に言ってろ」


呆れながらそう言うと、


「そういえば、一つ疑問なんだけど付き合ってる振りってどういうこと?手繋いだり、キスしたり……エッチとかもすんの?」


アキラはニヤニヤとした表情を浮かべながら尋ねた。
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