地味っ子?奮闘記

「パパ!!おじさま!!」

叫ぶ私と、眉間に手を置く靖典、おかしそうに笑うさゆり

「悪かったねーさくちゃん、さゆりちゃんも、パーティー以来だね」

ニコニコ話しかける藤宮総帥

「昨日、藤宮さんから連絡もらって・・・心配だからちょっと

よってみたんだー」

こちらも、ニコニコしながら話す一条角之助(パパ)

この異常な状況に、ガラス張りの向こう・・・目が・・・・

そして、ガチャ・・・・バタン

開いたドアが、締まりましいた

たぶん、担当者でしょう

「オヤジ達がいると、担当入ってこれないでしょ!!上帰りなさい!!」

苦虫を潰したような顔で、靖典が命令?!

パパたちが、目を合わせて

「仕方ないなー上でいるから終わったらおいでね。さくちゃんって

さゆりちゃんは、このまま一緒に上行こうか?ケーキ用意してあるよ」

ニコニコ笑顔のおじさま・・・・曲者だ・・・

「じゃーそうしようかなぁ・・・桜・・・・頑張って!」

立ち上がると、さゆりは、両手にダンディーなおじさまを引き連れ

応接室から出ていった・・・・変な光景だ・・・・

「「疲れたー」」

思わず二人が、同じ言葉を発したとき・・・

「あのー?もう大丈夫ですか?」

さっき、扉を占めた犯人・・・いやいや、担当さん

「お願いします」

靖典の言葉に安心して、入室してきた

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