地味っ子?奮闘記

こーちゃんに連れられ、無事家にたどり着いた

今日は疲れた

ソファーに体育座りで、顔をうずめていると

「桜。大丈夫か?」

「・・・うん・・・」

「無理すんなよ」

「・・・パパたちはなんて?」

「このまま、こっちに入ってもいいんじゃないって!・・・

でも、俺は桜が好きなことをしていけばいいと思うぞ」

「・・・・うん。考える・・・こーちゃん・・・」

「うん?」

「ありがとう」

「何言ってんだか・・・・蓮・・・・京都かー?」

「・・・・うん・・・仕方ないよ。・・・舞台頑張ってるし・・・」

「お前また、迷惑かけたくないとか?思ってるだろ。

俺も蓮も頼って欲しいんだからな。おぼえとけ!!」


「でも・・・「でも、禁止」」

「わかった。」

「お前、着替えて、ベットで寝ろ。顔色悪いぞ!」

「うん。こーちゃん、お仕事は?」

「お前が寝たら、行くよ」

「うん」

こーちゃんに背中を押されるように、ベットに潜り込んだ。

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