地味っ子?奮闘記
記憶の欠片
おやじと俺・・・・・にらみ合い・・・オロオロするおふくろ
「ただいまーさくちゃんお腹すいたー」
空気を一変させたのは、たまにしか帰らない兄貴の声
「・・・・って、この空気何?」
「けいちゃん・・・・」
助けを求める、おふくろ
取り敢えず、全員座り、話を聞いたけいちゃんは
「っで、さくちゃんは、今どこ?」
「「「・・・・・」」」
「お部屋じゃないかしら・・・・」
「こーちゃん、ちょっと見てこい!」
有無を言わせない言葉
俺は、しぶしぶ桜の部屋に
「桜?大丈夫か?」
「・・・・・」
部屋を見渡しても・・・・いない
ベットにも・・・いない
他も探す?
我が家は無駄に広い・・・・・どうするか?
もしかして・・・・・・・・・
玄関・・・・・・・・・・・・ない
バタバタバタバタ・・・・・・・・バン
走り込んできた俺を見る3人
「ハァハァハァ。いない。いないんだ。玄関にも靴がないんだ!!!」
「「「・・・・」」」
「だから、家の中にいないんだ!!!!」
やっと理解し、青ざめる3人