地味っ子?奮闘記
着いた先は、藤宮総合病院
桜の友達、藤宮財閥の系列病院
先に、靖典から連絡で手術すると聞いていたけいちゃんに連れられ
3人は手術室の前へ
そこには、先に到着していた、あの4人がいた。
靖典から話を聞き、泣き崩れるおふくろ
4人の抗議の目が、オヤジに刺さる
こいつら、多分何か知っている・・・・俺は直感で分かった
いつも、桜を守ってきたのは、家族ではない
5人の幼馴染だ・・・・今更ながらに痛感した
手術は、まだかかるようなので、オヤジは警察官と席をはずした
連絡を受け、わらわらと一条、それに松平の家族が姿を現した
あーあれが本物の、手術中っていうランプかードラマとかではよく見るけど
実物は、あんまりみたくねぇーなーなんて思っていると、パッチン
「アッ」
俺の声で、全員が顔を上げる・・・・消えた
しばらくすると、術衣のDRが出てきて、カンファレンスルームで、
説明すると告げられた
話は、両親と俺、けいちゃん、すけさん、靖典で聞くこととなった
DRの話では、膝からの大量出血と雨に打たれたための低体温で
一時は婚随状態にまでなったらしい
今は処置を施し、あとは意識の回復を待つだけ
本来なら、ICUで様子を見るのだが、特別室に移して様子を診るので
家族は会えると告げた
靖典が事前に、特別対応を支持していたようだ・・・さすが御曹司
話を聞き終え、DRに礼をし、俺たちは最上階の特別室へと急いだ