地味っ子?奮闘記
「なぁ蓮。俺もオヤジ達と桜が何を話したのかわ、知らない・・・
そんで、許したわけでもない・・・でもなぁーーあれで、かなり
精神的にまいってんだ。うちの両親・・・・今日もな、両親だけ
いないだろ?伝えてないんだ・・・・・」
「・・・・・・・えっ?」
「またちゃんとすけさんの話し合いで、今日は二人は知らずに
ホテルで、気晴らししてこいって放り出したんだ」
「・・・・・なんで?」
「なぁ。蓮、最近二人見た?」
「・・・・・・いや?病院にも来てないし・・・・」
「いや、間違ってる」
「えっ?来てないよ。少なくとも俺がいるときは!桜もなんにも言って
なかったし」
「そー病室にはいってない。でも、病室の前までは、毎日行っていたんだ」
「えっ?なんで・・・・」
「怖くて、病室に入れないんだって。馬鹿だろ?でも、親なんだ・・・」
「そんなー!でも、桜は会いたがってた。口には出さないし。
思い出せなくても・・・・」
「そうだろうなぁ。俺もわからないから、お前もそれでいいと思うよ
でも、それがあの人達なんだよ・・・・」
「・・・・納得できないけど・・・・わかった・・・」
「・・・・・いやーーーーーーーーーーーーーーいらないーーーーーー!!」
「さくーーーーーー!」
桜が、雄叫びを上げていた
俺とこーちゃんは桜を、二人かかりで揺すった