ハツ彼 は、ハーフな年下さん。(完)
今日は、幼馴染の由紀ちゃんとディナーの約束をしていたのだ!
今までの事を、相談していた。
「会いに行ってきなよ!!」
うじうじしている私に
由紀ちゃんが喝を入れた。
「でもさ…。
まだ、一回も海の住んでるマンションに
行った事無いし…。
急にお邪魔したら…。」
ーバン!!
由紀ちゃんが、ファミレスの机を思いっきり叩いた。
「馬鹿っ!!
そんな事言ってたら、
他の女に取られるよ!!」
いつも、こんな言い方をしない由紀ちゃん。
「私は、なのちゃんに大切な人が出来て嬉しい。
今までは、アニメとか声優さんばっかり追いかけていて…
彼氏すら出来てなかった…
なのちゃんに彼氏が出来たって話聞いて
嬉しくて、安心したのに!!
あー!私も、彼氏欲しい!!」
説教なのか?
最後は、自分の願望だよね?!
「とりあえず会って来な!
…ね?」
「…うん。」
もー…
とりあえず、次の休みの日…
会いに行ってみよう!!
またまた、波乱が起きそうな…
予感がするんだけど…。
でも、海に会いに行けるって思ってると…
何か…ドキドキしてきた!!
まずは、連絡しなくちゃね!
帰ったら、電話してみよーっと。