ハツ彼 は、ハーフな年下さん。(完)
「もしもし?

なのはだけど…。」


家に帰るまで…待ちきれなくて、


車の中で電話してしまった。


「なのは!?

最近、電話も出来なくてごめんなさい!

元気にしてますか?」



久しぶりの海の声。


聞いただけで、泣きそう…。


「うん!

元気だよー!

海は?」


「新しいプロジェクトに、


移動して…

凄く忙しいです。」


本当に、好きなんだなぁ。


って思いしらされた。


「来週の木曜日なんだけど…休み?」



「…来週の木曜日?

あー…。

仕事なんですけど…」



やっぱり…仕事かぁ。


「遊びに行こうかと思ったんだけど…。」


「…本当ですか?!

なるべく早く帰れるようにしますから、

是非来てください。」


海も、嬉しそうな声で答えた。


「前日のバイト終わってから、行っても良い?」


「大歓迎です!

モルも、嬉しがるだろうし。

東京駅まで、迎えに行くから…


待っててくれますか?」


「うん!!」



海と会えるだけで嬉しいな。


「なのは、愛してます。

早く会いたいです!」



「それじゃ、また来週!」



「はい!お休みなさい。」


そして、電話をきる。




海に…会える!本当に、会えるんだ!


嬉しくて嬉しくてたまらなかった。




早く、木曜日になれ!!!




楽しみすぎる。


イベントに参加決定より


楽しみ!!!






あっという間に、海の家に遊びに行く日になった。





バイトも、あっという間だった!

















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