ハツ彼 は、ハーフな年下さん。(完)
地元のお土産を持って、高速バスに乗る。


早速、海にメールをした。

ーー

今、高速バス乗ったよ!

早く会いたい!

ーー



海に会ったら、抱きしめてもらうんだ!


妄想が激しくて…


顔がニヤケている。


前日楽しみすぎて、眠れなかったから…


睡魔が、やってきた…。


私は、夢の中へ…







『海…』



海は、美人な女性と仲良く歩いていってしまう…。



『待って!


海!?』


私は、追いかけても…


追いかけても…


海は、遠ざかって行く…。



『海…!!!』




目が覚めると、もうそこは…


東京の街並みになっていた。




「海…。」




すっごい…嫌な予感がする。



こんな夢ってみるものなんだなと思った。


楽しみすぎるけど…。



あんな夢みちゃったしなー…。



不安だわー!


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