Do not forget me

第5章 私



毎日が
つまらなくなった。

死のう、そう考えた、

母が死に警察が毎日来る生活、

私が犯人なのに、

そんなことを笑って思ってしまうことが
嫌で嫌でしかたなかった。



学校に行かなければいけない、

私は殺人したのに…
私は犯罪者なのに…
私が犯人なのに…

警察にも
演技をしないといけない、、

私が犯人なのに…
犯人が目の前にいるのに…
私が……

そんなときにも
パソコンをやらなければいけない、、

「今日はここに電話をしてください、
 21234ー1234」

「はい、、」

もう言われるが
ままにやるしかなかった、、

だって自分が死んでしまうのだから。

人間やはり自分が死ぬとなると本気になる。

やっぱ自分がよければいいのか…
人の最悪さに嫌になる…
そしてそれを私がやってるという現実…


「ぷるーはいっ」

「呪ってやる!ばいばい」

声が変わる、、悪魔の声に、、

決まり文句のように、
言う日々もう殺すときも何とも思わなくなった。

電話を終えて一分後、、

「またもや不振な死!」

というテロップが、、流れてくる、

「あはははっははははははははーー!!」
もう気が動転して
精神的におかしくなっていた。笑うしかなかった。

そしてまたパソコンを付ける。

「では、公園にきてください青山公園です」

 「はい、」

と声を漏らす。
昔ならびっくりしていた、、でも何も感じない。



外に出てわれに返った

「これをとめなきゃ。」

そこで公園に行き、
待ってるふりをしながら、

携帯でサイトを見た
胸が苦しくなったが、

無視して、
もっともっと苦しくなった、、

自分がやった罪を償うためなら…
これくらいの痛み…
もっと心が痛いんだから…
私はこれ以上人をきづつけない…




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