高校生恋愛*~初めての気持ち~
「………ていうか。。舞ちゃんは?」


「あ―帰ったと思う」


「おくんなくて、よかったの?」

「あいつ、一人で帰るらしかったし」

「そっか。」

私たちを取り囲むように数えきれないほどの星が自分の存在を知ってほしいかのようにピカピカと光っている


一つ一つ星は小さくて月の存在感には及ばないけどそれでも途中で光ることをやめずキラキラ輝く姿はとても誇らしかった


「そーいえばさ」


「……ん?」


「明日、運動会の準備あるらしい」


「え――!!!翼くるよね?」


「ま。気が向いたら――行くかも。」


「ちょ!!来てよー!私だけで仕事したくない!!」


「まじかよー…」


「うん!絶対に来てね!!翼」


肩が微妙にくっつかないくらいの二人の距離感。その距離が今の私たちの関係をあらわしているんだろう。


こんなに綺麗な夜空の下で私たちは何気ないことで笑い何気ないことで微笑んだ



「この道、暗くね?」


「でしょ―?いつもここ一人で帰るんだよー?」


「御愁傷様です」


「うわっ!!!うっさぁ――――い」


その時……


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