高校生恋愛*~初めての気持ち~
『『正樹!!明日、一緒に帰れる?(>_<"):->』』


「よしっ!送――信っ!」


わたしはそういうと最近かったスマホを教室のベランダから見える夕日にかざした。


夕日はスマホにぴったりと重なり、まるで皆既日食を見ているかのようになった


夕日はいつみても綺麗だ。


運動会の準備があり校舎を出る人はまだいない。


教室はまだ朝のような賑やかさを保っていた


時計はもう四時をまわっていた。私はまた正樹の事を考えていた



別に心配なんてしてない。不安なんかじゃない


でも、もしも正樹がわたしに隠し事でもしていたのなら、私どうなるのかな



想像もできないし考えられない


そうだよ。大丈夫に決まってるよ


私はゆっくりと目を閉じて息をはいた



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