高校生恋愛*~初めての気持ち~
翼と、私の二人の時間は、たぶん舞ちゃんに比べたら、少ない。舞ちゃんと翼は、長い年月を得て、ココまできた。



だけど、好きっていう気持ちなら、舞ちゃんに負けない。



「れいなだったら、告白する?」



最後に私はこういった。れいなは、強いから、こういうところで、れいなみたいな決断をするのが一番いいと思ったからだ。



「私だったら、告白するなぁ。今までのドキドキとか、好きっていう気持ちとか私の心の中だけで収めておくの、なんか嫌だもん。だったら好きな人の心にも、私の気持ち入っていてほしいでしょ?」



そういってれいなは、時計をみた。



「ああ。もう時間だ!行くね。」



「れいな、ありがとう」



私は、そういって大きな声でれいなにいった。



れいなは、にこっと笑いと大きくピースをした。ああ。れいなは、変わってない。



そして、れいなのおかげで、私も背中を押された気がした。



告白する事は、相手の心に自分の気持ちを伝える事。



それを聞いて、なんか勇気がわいてきた。



私は、もうぶれない、絶対に。




涙をぬぐった。目は、もうバリバリ乾燥している。




でも、会いたい。



逃げるもんか。



ぶつかってきてやる!!







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