高校生恋愛*~初めての気持ち~
「おう。。。わかんね。」


「実はねぇぇ!!納豆と鮭!!」


「うげえええ。なんだそれ!罰ゲームかよ!」

「食べないなら、食べなくてもいいよ~!」


どうせ、そんなの食べないよ。私だって、食べたくない。そうやって、私の事嫌いにさせて、私の事もう、惚れさせんのやめる、って言ってもらえるようになろう。それが、私の判断。




「ん。うめぇじゃん。すげ。意外といけるよ。」


「ええ????」



気がつけば………



パクパクパクパクと、大きな口をあけて、ご飯をほおばる姿が……って……ええええええええええええええええええええええええ!!!



「お!お、おなか!壊すよ?」


「お前が食えっつったんじゃん。」



「いい!いいから!無理しないで!」


「無理なんかしてねーよ。」


「……!!!」



「あ。もう、こんな時間だ。授業始まる。」



「ああ。んじゃバイバイ。」


「おう。」



そういうと、翼は、屋上を後にした。



「作戦……失敗。」



私は小さくそういった。


翼は、私の心よめんの?


なんで私の考えとか正反対のことするの?




「どんな男だよ。」



ちょっと、しくじった。そう思う。




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